本記事は「年商20億かせぐ!Amazonせどりの王道」をもとに最新の情報に更新して、読みやすい形に編集しております。全ての権利は、株式会社イーリサが有しています。許可なく、無断複製、販売、レンタル、オークションへの出品、ネット上への公開等は、法律により禁止されています。プログラムの価値を確保するため、違反が確認された場合、法的処置をとる場合があります。必ず、ご了承の上、個人の自宅学習用教材としてご利用ください。

第7章「さまざまな効率化で 月商を大きくしていこう」

1.不良在庫はうまく損切りしよう

 

不良在庫の定義はケースバイケース

販売スタイルや販売商品、資金によって、不良在庫の基準は違います。

例えば、新品や薄利高回転品をメインに扱うときは、在庫を回転させる 必要があります。その場合、1~2か月を経過して売れ残った商品は不良在庫として判断し、早々に値下げをして赤字覚悟で損切りをしていきま す。

逆に、中古品やロングテール商品をメインに扱っている場合ならば、半年程度の長いスパンで不良在庫の基準を設けます。

どれが正解ということではありませんが、資金が少ない最初の間は、なるべく商品や資金を回転させることに集中すべきです。

短期で損切りをするメリットとデメリット

販売されてからある程度の期間が経っている商品などと比べ、発売されたばかりの新商品はERESA(イーリサ)を使っても過去のデータ解析ができま せん。

値動きや出品者数の増減がほとんど読めませんので、在庫を長期間 保有すれば、それだけ値下がりのリスクが高まります。そのような場合 は、早めに損切りをすることで、値下がりのリスクを抑えることができます。

また、資金が少ない場合は、不良在庫で大事な資金を寝かせておくより は、値引きをして損切りをしたほうが、資金を新しい在庫に使えるので利益が得やすいとも言えます。

ただし、Amazonの商品価格は、一気に値下がりすることはあまりな く、少しずつ下がったり上がったりを繰り返します。何でもすぐに最安値 で損切りをしてしまうと、充分に利益が出せる商品まで損失を出してしま う結果にもなりかねません。

実際に、定期的に売れている商品については、値下げ合戦が落ち着け ば、ある程度、相場が上がることもあります。

そのため、売れない商品に関しては、最初は値下げ以外で売る工夫(説明文など)をすることが大事です。

損切りまでの期間に幅を持たせるメリットとデメリット

一方、中古商品やロングテール商品、発売されてから期間が経っている 新品の商品などは、ERESA(イーリサ)で解析ができますので、損切り期間を長め にしてもリスクは少ないです。

また、メディア系の中古商品も比較的相場が安定していますので、仕入 れの際にERESA(イーリサ)でしっかりと相場を確認しておけば、極端に値下がりして赤字になるケースは避けられます。

Amazonは相場が下がったり上がったりを常に繰り返しますから、急に値下がりした商品でも、いつの間にか相場が復活していることもよくあ ります。相場が極端に変化しない限り、大きく損をすることは少ないで す。

ただ、商品が売れるまではお金が入りませんから、損切り期間を長めに するのは、ある程度、資金力に余裕がある人向けの方法と言えるでしょ う。

自分に合った不良在庫、損切りの基準を選ぼう

私の場合、基本的に新品商品を販売していますが、運転資金にも余裕がありますので、すぐに損切りする商品とある程度、待つ商品があります。

在庫はある意味では資産ですから、銀行にお金を預けているというより は投資という感覚でAmazonに預けて売れるのを待ったほうが賢明です。

物販は数千万円を借金して購入する不動産と比べて、小資金からできる投資と言えるでしょう。

しかし、今、私がお話した方法は資金にある程度の余裕がある人の戦略 ですから、最終的にはご自分の状況に合わせた方法を選んでください。

ただ1つ言えることは、回転は仕入れ時点で決めるということです。ご 自分の現在の状況を理解した上で、どれくらいまでに売り切るかを決めま しょう。

2.配送業者と契約して 配送料を下げよう

一番お金がかかるのが配送料

物販をやっていて経費で一番お金がかかるのが配送料です。売り上げ が少ないうちはそれほど気になりませんが、売り上げが多くなってくると 送料だけでものすごい金額になってきます。

そこでその対策として、事業が拡大したならば配送業者と特約契約 をすることをお薦めします。

それも1社だけでなく、いろいろな会社と契約することをお薦めしま す。配送業者にもいくつかありますから、それぞれに連絡をしてどれくら い割引をしてくれるのか調べ、安い会社といくつか契約を結べばいいで しょう。

発送数が1か月に100箱くらいのレベルになったら、迷わず実行してく ださい。相手も商売ですから、きちんと対応をしてくれるはずです。

FBAパートナーキャリアを活用しましょう

「FBAパートナーキャリア」とは、Amazonと提携配送会社(日本郵便・ヤマト運輸)が出品者向けに提供する配送サービスです。(商品サイズ、輸送箱サイズ・重さ、輸送方法など利用要件あります。)

FBAを利用する場合、Amazonの専用倉庫のフルフィルメントセンターに商品を納品しますが、その納品の際に利用できる配送サービスになります。

宅急便正規配送料に比べて、最大67%の割引率となるAmazon特別価格で利用することができます。

参考:Amazon「FBAパートナーキャリアサービス」資料

日本郵便の場合は「ゆうパック」の基本運賃と同等のため、FBAパートナーキャリアを利用することで配送料金がお得になることはありません。

3.創業融資と補助金を 活用しよう

資金を借りてビジネスを安定させよう

サラリーマンをやりながら副業としてインターネット・リセリングを やっていて、事業の拡大を考えているならば、ぜひとも創業融資を利用し てほしいと思います。クレジットカードで借りるのとは別に、最大、数百万円の規模で借りられます。

銀行はもちろんのこと、金融公庫でも借りられます。借りるにはいくつ かの手続きが必要ですから、みなさんがお住みの地域で調べるといいで しょう。

それぞれの地域によって条件等が異なりますので、ネットで検索しても いいですし、本なども出ていますから、詳しく調べてから実行に移しま しょう。

物販ビジネスは信用度が高いですし、ある程度の売り上げを継続して 稼げるようになったならば、次の段階として起業を考えるのは自然な流れ です。目安としては、月商100万円以上が3か月継続できたら考えてくだ さい。安定した売り上げを上げるには、資金を借りて活用したほうがいい と私は思います。

■融資に関するおすすめ書籍

補助金も忘れないで申請しよう

 

さらに、補助金についても忘れないで活用してください。住んでいる地域によって違いがありますが、お近くのハローワークに行くと教えてもら えます。私が住んでいる東京都でも、起業支援金とか、起業補助金といっ た制度があるようです。

なお、実施しているところによっていろいろな条件がありますから、よく調べてから申請してください。例えば、40歳以上の方が起業する場合 など、年齢によっても制度が分かれるようですから、それも頭に入れてお くといいでしょう。

また、1つアドバイスをしておきますと、物販は割合、早く結果が出る ビジネスです。月に30万、40万ぐらいはすぐに達成できます。

そのとき、すぐに会社を辞めてしまう人が多いです。私の生徒さんにも そのような人がいますが、私はそのようなときはすぐに会社を辞めないで、きちんと準備をしてから辞めるようにアドバイスしています。

会社を辞めてしまうと、カードでさえなかなか作れません。融資や補助 金を受ける場合でも、辞める前にいろいろと準備を怠りなくしてから辞めるほうが絶対うまくいきます。

詳しくは専門家のアドバイスを受けてから実行することをお薦めしま す。私に相談していただければ、アドバイザーをご紹介することもできま すので、遠慮なくおっしゃってください。

 

■補助金を一覧で確認できるおすすめのサイト

https://hojyokin-portal.jp/

4.出品の工夫で売り上げを 伸ばそう

工夫次第で通常以上の利益が生まれる

利益を上げるためには戦略を練る必要があります。ただ単に仕入れを 行い、商品を出品しても、通常レベルの利益しか生みません。それを変え るには戦略、工夫が必要です。

ここでは2つほど提案をしてみたいと思います。

①まとめ買いの項目を作る

例えば、シャンプーなどを1個売っても利益はさほど上がりません。逆 に送料などを考えれば、赤字になる場合もあります。

しかし、そのような商品でも一度にまとめて買ってもらえれば利益は増 加します。

そこで、まとめ買いの項目を作って販売します。10個まとめて売る、あ るいは20個まとめて売る。これらの商品は日常的に使うものですから、 多少、値引きをすれば、購入者もお得感が増して買いやすくなります。

②誰も出品していない商品を見つけて独占販売をする

Amazonはそれこそ何から何まで取り揃えていますが、それでもレア な商品はまだまだ隠れています。それを見つけて独占販売をします。

いわゆるマニア向けと言うか、こだわりの商品ですね。ポピュラーでは ないけれども、固定ファンがいる商品。それを見つけて出品します。

地域限定でもいいですし、数量が少ない商品などでもOKです。

5.リピート商品を取り扱おう

一発狙いよりも利益を積み上げるほうが効率的

どのように利益を上げていくか。いろいろな方法があるでしょうが、私 の経験から言わせてもらえば、やはりリピート商品を堅実に売り上げて利 益を上げるのがベストです。

例えば、メディア系のゲームなどの中には、単発で大きな利益が出る商 品もありますが、そのような商品はいつもあるわけではありません。それ ばかりを狙っていると、トータルでは赤字になることもあります。

それよりはリピートが確実に狙える商品を安定的に売るほうが、はるか に効率的です。

そのような商品は、先ほどもお話しました特殊商品カテゴリーの中にあ ります。食品や飲料、ヘルス、コスメなど、日用品と言われるものです。こ れらは確実にリピートが見込めます。

私の会社でもお絞りやお箸、水などを取り扱っています。この後の項目 で説明しますが、これらの商品は大量に売りますので、メーカーや卸会社 から仕入れるようにします。

また、一部の固定ファンがいるマニアックな商品もお薦めです。これも 先ほどお話しましたね。意外にこれらの商品もバカになりません。ネット でしか手に入らないものが多いからです。

例えば、こだわりの醤油や、特定の人がこだわって買っているナッツな ど。このようなものはライバルがいませんから、上手に仕入れれば必ず売 れます。みなさんもご自分でそのような商品を探してみてはいかがでしょ うか。

 

6.リサーチ、価格改定作業は ツールを活用しよう

有料ツールを積極的に活用しよう

ビジネスの規模が拡大してきたら、できるだけ合理化を図ることが大 切です。ツールでできることはツールを利用し、それ以外の、自分にしか できないことに時間を使いましょう。

ただ、そこで注意してほしいのが無料ツールです。ネット上では無料で 多くのツールが提供されていますが、あまり無料にこだわると思わぬ失敗 をしてしまうことがあります。

例えば、無料ツールは作者が作った後、更新をしていないケースがよく あります。そのため、最新の状態になっておらず、突然、役に立たなく なってしまうことがあります。

その点、有料ツールはお金をもらっていますから、常に最新の状態に キープしてあります。Amazonなどの仕様が変更になっても、すぐに更 新してトラブルが起こらないようにしてありますので安心です。

無料ツールを使うなとは言いませんが、有料ツールもそれほど高い金 額ではありませんから、事業が拡大したならば、なるべく有料のレベルの 高いものを使うようにしてください。

ビジネスが拡大し、商品が100個以上になると、手動で全部をやってい ると大変な作業になります。そのようなときはツールに任せて時間を短縮 することが重要です。

また、月商が100万円以上になると、商品の管理も大変になってきま す。そのようなときにお役に立つツールが自動価格ツールです。管理画面から価 格改定を相場に合わせて自動でやってくれます。相場も1円から動きます から、それを手動でやっていくのは至難の業ですが、これを使えば自動で 行えます。

事業が拡大すると時間が足りなくなります。ビジネスでは時間が大切で す。自分の時間を時給として考えると、月に3000円ちょっとのお金で自 分の時給がアップできるのであれば、使わない手はありません。ツールを 使えば、2時間かかっているところを10分に短縮することができます。

また、ビジネスをどんどん大きくしていくと、出品の管理や価格改定な どはそれほど重要ではないことがわかってきます。一番重要なのは、やはりリサーチです。何が売れるのか、どのような戦略を立てて仕入れ、売っていくのか、そこに時間を多くかけるべきです。

7.商品の出品作業は 外注化しよう

月商が大きくなれば外注化は必須

月商が何百万円になると大変になるのが出品作業です。自分でやると なると、一日中、それにかかりきりになるのは間違いありません。

そこで規模が大きくなると欠かせないのが出品作業の外注化です。こ れは必ずおこなってください。

その際に使えるのが、次の3つのサイトです。この3つは仕事を提供し たいと人とそれを受注したい人を結ぶサイトです。

 

 

これらのサイトで出品作業の外注先を募集します。個人的には女性のほうが丁寧に仕事をしてくれる気がします。

出品代行サービスなら教育の手間がいらない

ただ、外注先を見つけても、最初にどのようにすればいいかを教えなけ ればいけませんので、そこが面倒くさいと思う方もいらっしゃるかもしれ ません。

そこでお薦めするのが、ロジスピ出品代行サービスです。

トップページ

仕入れの先のショップからそちらに送れば、そこから Amazonの倉庫へお送りします。1品数十円からお受けしています。

先ほども言いましたが、これらの作業を外注化できれば、後は仕入れだ けに集中できます。もちろん、商品の開拓にも力を注ぐことが可能です。

メーカー、卸会社から 商品を仕入れよう

小さなメーカーからアタックしよう

メーカーや卸会社から直接、仕入れると価格が安くなることは、みなさ んもご存知だと思います。しかし、大量に仕入れる場合や大企業ではない と、相手にしてくれないと思い込んでいないでしょうか?

確かに大手企業の中には、法人でなければダメ、最低でも数百万円以上 の仕入れでなければ対応しない、というところもありますが、そうではな いところもあります。それはメーカー、卸会社と言っても、小さなところ です。

そのようなところでは、小さな金額、少ない個数でも対応してくれま す。例えば、12個単位とか、そのような数量でも不可能ではありません。

メーカーや卸会社から直接、仕入れることができれば、販売価格との価 格差がより大きくなりますから、利益率もアップしていきます。特にリ ピートが期待できる商品、日用品や消耗品、特定の固定ファンがいる商品 などは、メーカーや卸会社と安く契約ができれば、売り上げが確実に見込 めます。

思い込みであきらめるよりは、あたって砕けろの精神でアタックしてほ しいと思います。あきらめずに交渉することをお薦めします。

そうして小さい実績をどんどん積み重ね、金額が大きくなったところで大手へと交渉の範囲を広げていってください。

独占販売権利の獲得を目指そう

最終的にみなさんに目指していただきたいのが、海外メーカーであれば 「日本での独占販売権利」、国内メーカーであれば「Amazonでの独占販売権利」です。

そこに至るまでは、もちろん簡単ではありませんが、コツコツとメー カーとの関係性を築けば達成することは可能です。

この権利によって日本、Amazon市場においてライバル不在。いい響 きだと思いませんか?

これであなたも安心して販売促進活動ができるのです。

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