おわりに
ビジネスはテストの繰り返し
この本の最後にあたって、私なりの注意点をお話しておこうと思います。 インターネット・リセリングに限らず、ビジネスはテストの繰り返しです。 そこで、重要なのがPDCAサイクルです。
- 計画(PLAN:計画する)
PDCAのP(Plan)とは、目標を設定し、業務計画を作成する段階のことです。
まず、解決したい問題や利用したい機会を見つけて理解を深めます。
- 実行(DO:実行する)
PDCAのD(Do)とは、Pの段階で立てた計画を実際にやってみる段階のことです。
問題を解決するための方法を見つけたら、少しずつ試してみてください。
- 調査(CHECK:評価する)
PDCAのC(Check)とは、計画に沿って実行出来ていたのかを評価する段階のことです。この段階で試してみた解決策の結果を段階①のPlan(計画)の時の予想と比較して分析し、解決策が有効かどうかを評価します。
- 行動(ACTION:改善)
PDCAのA(Action)とは、実施結果を検討し、業務の改善を行う段階のことです。Pで計画し、Dでテストをした結果をCで評価し、最後のAで実行します。
この繰り返しがビジネスを発展させる要素になります。詳しく説明しますと、次のようになります。
- 同じ方法では売り上げが上がり続けることはありません。必ず新しい方 法を探して計画を作ります。
- 次に、たくさんの資金をつぎ込む前に、少しだけ実行します。
- その結果、利益がどれくらい出たか、あるいは赤字になったか、その原 因はどこにあるのかを調査します。
- そして、調査を元に改善策を講じて、次の行動を起こします。
この流れを常に心がけながら、仕事の効率と収益率を上げていくのが 売り上げを拡大するコツになります。
ビジネスでは最初はうまくいかないことのほうが多いと思います。その 壁を乗り越えるためにも、PDCAサイクルを活用してください。
普段の生活でもPDCAを回す
PDCAはビジネスにとって有効的なだけではなく、普段の自分の生活の中で、自分の生活習慣などを改善することもできます。
たとえば、あなたの目標を設定して、計画を立てます(Plan)。計画を確認したら、理想的な結果に向けて、いろいろな方法をテストします(Do)。定期的に進歩状況を確認し、それに応じてアクションを調整し、行動の結果を検討します(Check)。最後に、効いていない方法を中断します(Action)。
普段の生活の中でもPDCAを回すことで自分の目標や生活習慣を改善したり達成したりすることに役立てることが出来ます。
■PDCAサイクルに関するおすすめ書籍
自己投資の重要性
この世の中で誰にでも平等に与えられているのは何でしょうか。それは ”時間”だと私は思います。 しかし、その時間をどのように使うかは、その人の自由です。何もしな いでぼうっとしているのも自由ですし、必死に働いてお金を稼ぐのも自由 です。当然、この本を読まれている方ならば、後者のはずです。
そして、もう一つ重要なのは、同じ必死に働くのでも、効率的に働くの と、ただ単に単純労働をするのでは、格段にその収益に差が出るというこ とです。もちろん、あなたは前者のほうですね。そのためにこの本をお読 みになっていると思います。
ここで私が申し上げたいのは、同じ時間をかけて働くのならば、より収 益が上げられるビジネスに自分を投資すべきだということです。そして、 その投資すべきビジネスとして、インターネット・リセリングをこの本でご紹介しています。
同じ時間を使う場合でも、同じ働く場合でも、何に自己投資をするかで 大きく人生が変わります。
あなたは何を選びますか?
大切なのは、何があっても続ける力
この本で紹介したことを実行するかどうかは、あなたの決断にかかって います。また、いざ実行したとしても、それを続けるかどうかもあなたの 決断次第です。
今までやったことのないことをやるのは確かに大変です。最短距離で できる方法は私がお教えできますが、簡単とは言えません。
しかし、簡単ではありませんが、やれば必ずできるものです。私がここまで来られたのも、やり続けたからです。 みなさんも失敗や挫折を繰り返すと思いますが、決してあきらめない でください。必ずやり続けてください。それが成功への鍵になります。
もし、この本を読んで相談したいことがありましたら、遠慮なく問い合わせをしてください。
また、LINE@に登録していただければ、わからないことがあれば質問す ることもできます。ぜひとも活用してほしいと思います。